IRRを使うメリット

IRRを使うメリットを考えてみましょう。

①買ってから売るまで、全期間の収益を評価できる

②他の金融商品と不動産投資のどちらが優位か、税引後の純利回りで定量評価することができる

③借入資金と借入金利が収益にどの程度影響を与えているか、評価することができる

つまりIRRは、手元の資金が全期間中どの程度のパフォーマンスを出しているのかを、定量的に計測できる便利な指標です。
簡単に言えば、「その不動産投資をする代わりに、自己資金の全額を銀行に預けて○%の利子を毎年もらっても結果は同じ」という○%こそが、IRRの正体なのです。

銀行から毎年利子がもらえる状況と比較

年ごとにデコボコのキャッシュフローも、まずは正味現在価値を考えて、それを銀行に預けて毎年金利がもらえる状態と比較すれば、その価値を判断できるのです。
そして、不動産投資で得られるキャッシュフローを他の金融商品と比較して、たとえば、「不動産投資をする代わりに、その自己資金を銀行に預けて○%の利子を毎年もらっても結果は同じ」など、というような計算が成り立てば、リスクの割にはいい利回りの投資であるという判断基準になるわけです。